KURAMOTO ICEJournal

手押し車から冷凍車まで。氷屋にドローンの時代はくるのか。

TIAがやってきた。

東京には現在でも氷屋が100軒以上あります。(石川県は8軒。。。)

やはり規模が大きい。。。

その東京の氷屋の中から15軒が集まった、TIA(東京アイスアカデミー)という団体があります。

TIA様は定期的に勉強会や年一で他県へ出向き、研修などを行っているのです。

つまり東京の意識高めの氷屋さんの集まりです。

そのTIA様が金沢の氷屋が製氷事業を始めたということで工場見学に来てくださいました。

東京アイスアカデミー

氷屋から製氷メーカーに。

前にブログでもお話しさせて頂きましたが氷屋といいますのは製氷メーカーから仕入れた氷を加工して販売しています。

クラモト氷業も91年間氷屋をしてまいりました。そして昨年兼ねてからの夢でありました製氷メーカーへの挑戦に踏み出しました。

実は業界では製氷メーカーが減り続けているのが現状なのです。

そこで氷屋さんへの氷の供給が難しくなっている地域が出てきているのです。

元々は地元の製氷メーカーから仕入れるのが当たり前だったのですが、すでに県外から仕入れなければいけない状況に陥っている氷屋さんが多々あります。

ここ数十年全国でも氷屋から製氷メーカーへの挑戦がなかった中で、金沢のクラモト氷業が挑戦したということもあり、業界では注目されております。

ありがたい限りでございます。

氷屋の歴史。

見学のあと懇親会があり、すごく有意義な時間を過ごさせて頂きました。

たくさん良いお話があったのですがその中で氷屋を改めて考えさせてくれる場面がありました。

「昔は氷の回数券を買ってもらって手押し車で配達していたよー。」回数券?手押し車?

時代ですよね。。。

それが原付バイクになって、車になって、保冷車になって、今では冷凍車ですからね。

たしかに世の中の進化とともに氷の供給もレベルが上がっていきました。

お客様に良い状態でお届けできることはすごく大事なことであり、これからもレベルアップしていくべきことであります。

氷屋の本質。

最近ドローンの話題が多い気がします。

撮影で使われたり、人が入れない現場で役立ったりと、画期的な技術であると思います。

それが今、宅配の現場でも使われるようになるとかならないとか。

氷の業界でも使われるようになれば画期的だとは思うのですが。。。

だんだん情緒がなくなっている気が。。。もちろん早く確実に良い状態で届けることが本質ではありますが。。。

本当は「手から手へ」が好きです。

便利と情緒の良い境目を見つけたいものです。

東京アイスアカデミー2東京アイスアカデミー3東京アイスアカデミー4工場見学1工場見学東京アイスアカデミー5東京アイスアカデミー5東京アイスアカデミー6

 

 

 

 

 

 

 

 

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